イベントレポート
2023年5月の里山塾
親子里山体験コース(2023年5月20日~21日)
初日最初のプログラムは初夏の里山を散策しながら作業現場まで移動です。
自然に囲まれた中、山本塾長・入江講師からいろんなお話を聞き、子ども達が興奮している様子が見受けられました。
散策の終点は、友好の森内にある茅場です。そこでは、茅葺き屋根の材料「ススキ」の原っぱを管理しています。昨年の秋に収穫しきれなかった茅を片付ける単純作業でしたが、皆様のおかげで綺麗になりました。これで今年も良質な茅を育てることができそうです。
そして友好の森からビレジへ戻る際にセンサーカメラを設置しました。カメラの設置場所は塾長や講師の方々に決めて頂いたので期待大です。一晩の間でなにが映るでしょうか…
センサーカメラの様子が気になりますが、2日目には村内のりんご農家さんのお世話になり、摘果作業を体験しました。
美味しいりんごを食べてもらう為には必須の作業で、毎年この時期には花摘み・摘果作業で農家さんも大忙しです。リンゴの収穫量にも直接影響する作業なので、皆さん慎重に丁寧に作業を行っていただきました。きっと農家さんも大助かりですね。
そして秋にはりんごが実をつけます。ぜひ皆様には美味しく育ったりんごの収穫にもお越しいただければと思います。
最後にビレジに戻ってきてセンサーカメラで映っていた映像と写真を確認しました。そこにはなんと、シカと小型の動物(おそらくアナグマ)の姿が映っていました。これには子ども達も大喜びで貴重な体験ができたかと思います。