２０２１年１１月の里山塾

おとなの里山コース(2021年11月20日～21日)

ビレジ周辺の紅葉がピークを迎える中、おとなの里山コースの今年度最終回を開催しました。今回の内容は、「茅刈り」です。友好の森の中にある「茅場」で、茅葺き屋根の材料となる「ススキ」を刈り取って束ねます。刈り取りが進んでくると、生い茂っていた景色が開けてくるので、達成感を感じられる作業です。体を動かしリフレッシュするだけでなく、色鮮やかな紅葉や綺麗な夕日など、美しい景色もお楽しみいただきました。

親子里山体験コース(2021年11月20日～21日)

今回の親子里山体験コースも、盛りだくさんの内容です。まず初日は、畑の片付けをお手伝いということで、「野菜の収穫体験」です。立派な大根や白菜にビックリする子供たちでしたが、親子で頑張って収穫しました。収穫の後には、地元のお姉さんから冨士山(ふじやま)のお話を聞きながら、集落をお散歩しました。また２日目には、「茅刈り」のお手伝いです。ススキで編んだまん丸の巣を見つけましたが、日本最小のネズミ「カヤネズミ」の巣です。茅葺塾の時代にこの茅場を作り、約１５年が経過しましたが、かわいらしい「カヤネズミ」の巣をたくさん見かけるようになりした。茅場を維持していくことが、草原性の動植物にとって大切な環境になっていることを改めて感じました。