１１月の里山塾

第５回おとなの里山コース(2019年11月16日～17日)

里山塾も収穫の秋を迎えました。茅葺き屋根の材料となるススキを収穫する「茅刈り」が、今年度最後の「おとなの里山コース」となります。

人がどこにいるか分からないほど生い茂っていた原っぱも、作業が進むにつれて見通しが良くなっていきます。作業後の開けた景色に達成感を感じるとともに、周辺の色鮮やかな紅葉もお楽しみいただきました。

親子里山体験コース(2019年11月16日～17日)

今年は例年より季節が遅かったのですが、そのおかげでビレジ周辺の紅葉がピークを迎える中での開催となりました。今回は、「おとなの里山コース」だけでなく、親子の皆さんも一緒に里山資源の収穫です。ススキの原っぱには、たくさんの動物の痕跡がありますが、中でも絶滅が心配される「カヤネズミ」の巣も発見。毎年ススキを収穫して、茅場として維持されているからこそ、草原性の生き物が守られているわけですね。色鮮やかな里山を散策したり、焚き火や焼き芋も楽しんだりと、この時期ならではの川場を満喫していただきました。